2017.04.10
去る3月18日、役場分庁舎にてつくる会の28年度最終回が開かれました。
FSC認証拡大プロジェクトとして始まった会も3年一区切りです。
当初から関わってきた方、途中からの方、それぞれですが、
川上から川下まで町内の事業者が集まる機会があり、皆で情報共有できたのは大きかったのかな、と。
先進地視察の報告や商品開発の進捗、3年間の総括が主なテーマでした。
広葉樹ユカハリ、ちゃぶ台といった実物もお目見えして皆さん興味津津でした。
先進地視察の報告では、参加したトーア木材・田鎖社長、清水畑商事・田鎖社長からのコメントを頂き、
内容の濃い2泊3日の視察だったことを報告いたしました。
視察内容について詳しくはこちら
トーア木材・田鎖社長、清水畑商事・田鎖社長ともに、人工林の多い西粟倉を見ることで岩泉の豊かさを再認識したとのこと。
レンタカーでの移動中、山の様子について話をしていたことを思い出しました。
窓の風景をみて、スギが多いとか、岩泉のように落葉した木がないとか話していました。さすがですね。
ちゃぶ台については、少し遅れながらもサンプルが仕上がったことを報告し、最後の仕上げに関わった純木家具・林太郎さんよりコメントを頂きました。
普段使うことのない集成材にトライし、町内事業者が連携してつくった作品であることが大きな意味をもった、と。
これからも町内連携を深め、いろいろなチャレンジをしていくきっかけづくりになり、今後も楽しみです。
3年間の総括として、古川ちいきの総合研究所・古川様、岩井様から振り返りをして頂きました。
シンボルマークができ、パンフレットができ、Facebookや情報誌ができました。
気がついたら広葉樹を求めて岩泉に来てくださる方もいました。
講師としてお迎えしたのは9人。いろいろなテーマで岩泉町の広葉樹を後押ししてくださいました。
つくる会が会員制に移行して町外の方も会員になってくださいました。
他地域と比べると、岩泉町ならでは魅力はたくさんあることを、いろんな形で知る機会になりました。
林業、ビジネスといった視点での振り返りもしていただき、気持ちを新たにする人が多かったと思われます。
3年間でいろいろな拡がりをみることができ、そして今年度もがんばっていこうと思いました。
台風10号災害があり、いろいろな計画を見直すことになりながらも、今年度は新会社を立ち上げるべく動いています。
そうした事業内容や展開についてもご案内をして、多くの期待を頂きました。ちょっとプレッシャーですね(^^;
古川ちいきの総合研究所様にはお世話になりました!ありがとうございました。
また今後もお願いします!