第2回TWフェスティバル@道の駅いわいずみ

 2018年3月に開催、地元岩泉からの2台に加え、はるばる遠野からお越しいただいた1台で計3台のてーだぶを展示、そして森林コンダクター・松永の林業トークという第1回『てーだぶ』(いすゞTW)イベントでしたが、「次はいつやるの?」というお問合せが…。
 
 
 ということで6月某日、第2回を開催すべく「道の駅いわいずみ」支配人・茂木様と作戦会議が行われました。日程、内容、てーだぶ展示の依頼先と展示台数見込みは…。
 

(「道の駅いわいずみ」支配人・茂木様と打合せ)
 

(展示スペースは…)
 
 
 そして決定!日程は龍泉洞夏まつりと同日の7月14日、今回は『てーだぶ』+『チェーンソーアート』に。てーだぶの展示台数も前回の3台からさらに増やす方向で、つくる会会員や道の駅いわいずみを利用するてーだぶ乗りの方への依頼を検討しつつ、チェーンソーアートのお願いへ。
 

(第2回の開催が決定!)
 
 今回は特別ゲスト、岩泉町在住のチェーンソーアーティスト・西間健さんが、建物出入り口前に駐車したTWの荷台で実演予定…だったのですが。当日、切削した木片やおが粉、チェーンソーオイルなどの飛散、風向きなどを考慮し、荷台での実演を取りやめ、ふれあいランド岩泉の看板付近のスペースで実演することになりました。
 

(荷台の上でチェーンソーアート実演の予定でしたが…)
 
 
 そして、始まりです。使うスギの丸太は、前川木材さんが施業現場から運んでくださった直径40㎝、長さ4mのもので、なんとその場で玉切り。
 

 
 斜めに浮かせた丸太をいとも簡単に綺麗な水平の切口で切断…長いガイドバーをつけた排気量の大きなチェーンソーもご用意いただいていました。切り分けた丸太を使って2作品制作予定でしたが、何をつくるかは直前に決定したため、スタッフ他一部の方々が知るのみ…。
 

 

 
 事前にFaceobook等でチラシ・お知らせを見て来場された方々はもちろんのこと、休憩などのためたまたま道の駅いわいずみに立ち寄った方々などたくさんの皆さまが見物する中、ダイナミックな切削から繊細な彫刻まですべてをチェーンソーで行う高度な技術盛りだくさんのパフォーマンスでした。
 

(午前中、ひとつ目の作品を制作中)
 

(完成です)
 

(しばし休憩…)
 

(ふたつ目の作品制作に向けて丸太の準備)
 

(ダイナミックなチェーンソー使い)
 

(ふたつ目の作品を制作中)
 
 
 午前、午後約1時間ずつという短い時間ではありましたが、それぞれひとつずつ計2作品が完成しました。完成した作品は前川木材・前川さんの操作するてーだぶ車載のグラップルで、そーっと移動。通行の妨げにならない、駐車場入口付近の芝生の上に展示が完了しました。
 

 

 
 西間さん自らも今回のイベントをご紹介・情報発信してくださっていたため、岩手県内外からチェーンソーアート仲間など皆さまがお越しくださり、ビンテージチェーンソーの展示、てーだぶ展示のご協力をいただきました。
 

(はるばる福島からお持ちいただいたビンテージチェーンソーの数々)
 
 
 また、普段はNPO法人クチェカさんで福祉関係のお仕事をされている岩泉町地域おこし協力隊の菊野さんには、得意のイラストでこの日に合わせててーだぶポストカードを制作していただきました。
 

(グッズも販売中)
 

(てーだぶポストカードとうちわ(非売品))
 
 
 そのほかてーだぶや岩泉の山関連グッズ販売あり、レストランでは当日限定『TWセット』の提供ありでたいへん盛り上がり、『てーだぶ』と『チェーンソーアート』を通して岩泉の林業を身近に感じていただける機会になったのではないでしょうか。
 

(記念撮影)
 
 
 さて次回、第3回のてーだぶフェスティバルは…。