2015.11.24
11/23、24の2日間にわたり開催された
「経営実践研究会×国産材ビジネスセミナー×岩泉の明日の林業をつくる会」現地研修会についてご報告します!
いやー。素晴らしく濃い2日間でした!(^^)
7年4か月ぶりの再会×2あり
総勢60人の熱い熱い大合同研修会になり(*^^)v
【1日目】
朝には雪がちらつき冷え込んだ1日目、まずは60年生のカラマツ林をご案内。
丁寧に整備された林内には立派なカラマツが一帯に育ち、下層にはクワなどの広葉樹がある針広混交林になっています。
「広葉樹を適度に伐採しながら、カラマツはもっと長く育てていきたい」という山主の気持ち伝わる森でした。
次に向かったのは(株)西倉工務店
COC認証を取得している工務店で、岩泉町がFSC®認証取得プロジェクトが動き出したころからご協力していただいている一社です。
続いて岩泉純木家具(有)
「300年生きてきた木は300年使える家具に そのために技術を確立し300年続く会社にしよう」
という経営理念のもと、長く愛される無垢材を使用した丈夫な家具を製作している家具工房。
新調したばかりというつなぎにはしっかりIwaizumi FORESTのロゴマークが!
ありがたいですね、これからもどんどんPRの為にご利用いただければと思います。
今回は株式会社ワイス・ワイス代表取締役社長の佐藤氏にも参加していただいておりました。7年ぶりの岩泉ということで、懐かしい再会の機会にもなりました。
夜は参加者から町の人まで一同集まり勉強会。(株)ワイス・ワイスの佐藤氏からは地域材を使用した家具作りに対する想いや意味、(株)古川ちいきの総合研究所の古川氏から地域材利用に関する全国事例やマーケティングについてレクチャーがありました。
勉強会が終わった後は交流会。全国でご活躍している参加者の皆さんとの交流は町内の方にとっても良い刺激になったようです。
【2日目】
2日目まず向かったのは(有)日本木材工業
こちらは岩泉町内唯一の広葉樹集成材工場。
実際に工場内を案内しながら、ラミナ加工から製品出荷までの流れを丁寧に説明していただきました。
続いて新北菱林産(株)岩泉工場
こちらはチップ工場で、岩泉町内の過半数の木材はこの工場で加工されています。
良材の大径木は選別して盛岡の市場で販売する等材の仕分力にも定評あるチップ工場です。
岩泉町最後の視察先は
製材、パレット加工、おが粉、堆肥製造までを手掛けるトーア木材(株)。
生鮮食材の冷凍庫でも割れにくい広葉樹パレット、
用途によってサイズを分けたおが粉生産と製材もさることながら、
細部までお客様目線で製品を生み出す仕事に参加者の皆様も驚いていました。
岩泉町でチャレンジしようとしているFSC®森林認証×地域木材(広葉樹)の新たなマーケットの創造について全国のプレイヤーの方々と情報交換をして、パートナーシップを築くきっかけとなった2日間。
皆さん、本当にありがとうございました。
お会いできたことに感謝です<(_ _)>
これからも、岩泉町からグッドニュースを発信できるよう頑張りますので応援よろしくお願いします。
(町役場 今村)