先進地視察 2.浜松編

先進地視察最終日は快晴の静岡県浜松市。

台風直後の岩泉町の現状と取り組みを知ってもらうべくプレゼンしたワイスフォーラム2016にて再会したマルホン・加藤社長が11月に来町され、今度は私達がマルホン様を訪問した形になりました。

 

最初に伺ったのはマルホン様の協力工場のカネキチ様。

元々ヤマハ楽器の協力工場でグランドピアノなどを生産していましたが、海外生産にシフトしたためフローリングなどの建材を扱うようになったとか。そして名前だけは聞いたことがありましたが実物を見るのが初めてだったのが高周波乾燥機。蒸気式に比べてコンパクトでタイムカプセルみたいですが、桟積みの必要がなかったり、稼働コストが意外に低かったりと欲しくなりました。ただ、新品で購入するとかなり高いのが悩みどころです。。。

(高周波乾燥機)

次に伺ったのがマルホン様・本社ショールーム

独立した建物で入り口はコンテナの扉をそのまま利用しているこだわり仕様。中に入ると取り扱っているフローリングの中で80種類敷き詰められた床が広がり、靴を脱いで感触も確かめられるようになっていました。樹種、仕上げ、加工、幅がさまざまで、いろいろな表情を見ることができます。単に現物をみるだけでなく、無垢材ならではの価値を伝えるため、プリント化粧板との違いや、床暖房の環境を再現したブース、傷や汚れのメンテナンス方法などを紹介してくれるコーナーなどいろいろな工夫がされていました。しっかりとお客さまに商品を知ってもらう姿勢が素晴らしかったです。

(ショールーム)

 

わずか半日ですが休日にご対応いただいたマルホン様に感謝申し上げます。