森林コンダクター月報(2021年4-6月版)

今年度も4分の1が過ぎました。
月次から四半期報告になりましたが、お知らせです。

森林コンダクター・松永は所属していた岩泉町地域づくり支援協議会が3月で解散したため、
4月から正式に㈱岩泉フォレストマーケティングの社員として活動を継続することになりました。
岩泉町での活動も6年目になります。

登記上の本社を本格的に事務所として利用するため4~5月は引っ越しや改修をしていました。
来客があってもお茶を出して寛いでもらえる空間ができました。

(入口にタペストリー)

(床板と壁に広葉樹MIXタイル)

(小上がりに栗のフローリング、もちろん町産材)

6月は岩泉の明日の林業をつくる会と㈱岩泉フォレストマーケティングの総会があり、
その合間に3回目のFSC®森林認証・COC認証の年次監査を受けました。
毎年管理マニュアルを更新し続けていますが、監査内容なども随分慣れスムーズに監査終了しました。
認証継続の見込みで、引き続き「FSC×広葉樹」を軸にがんばっていきたいと考えています。

毎年恒例でいうと、中学校の技術科教材の納品も始まっています。
今年は早坂高原の近くと小本・大牛内地区の町有林の2箇所から出材した原木を利用しています。
総量は少なく、樹種も栓、山桜、樺、朴、水木、楢と少なめです。

認証材では5年前の台風災害で崩れた林道復旧工事で伐採される支障木の一部を購入するという
新しい入手経路も試しています。壊れた林道は沢沿いなので、太くなる木は結構太くなっていて、
これからの製材が楽しみです。

認証材製品としては、製作していたコースターと樹種プレートが西日本の木育現場に納めることができました。
IWAIZUMI Forestのシンボルマークの大ファンの方とのご縁で繋がり、
Facebook上のやりとりから納品までつながるのは今どきの事例になりました。



お陰様で在庫がほぼゼロになってしまい、新規製作を急がなくてはなりません。
岩泉町のふるさと納税にも登場予定ですので、今後のお知らせをお待ちください。