森林コンダクター月報(2020年3月版)

令和元年度第2回つくる会

 第1回が5月に総会と合わせて開催されて以来、今年度第2回つくる会が開催されました。各種イベント・会合等自粛の中、会議室入口には手指消毒用アルコールも準備、新型コロナほかウィルス対策も万全に整えての開催でした。

(第2回つくる会)
 
 岩泉フォレストマーケティングの活動報告とつくる会の令和元年度中間報告、第1回つくる会で実施したアンケートの集計結果報告とそれを受けて参加者の皆様からのご意見をいただきました。また、岩泉町の森林環境譲与税の取り組みについての最新情報もお伝えしました。

(アンケート集計結果ほか…ご報告)
 
 先日作製したIWAIZUMI Forestロゴマーク入りFSC®認証材を使ったキーホルダー(?)が役場からのノベルティとして配布されました。今後キーホルダーの販売予定は…未定です。
 
 

情報誌vol.10

 岩泉の森の今を伝える情報誌「IWAIZUMI FOREST」の最新号ができました。季刊誌…とはなっていませんが、発行回数もついに二桁の10号となりました。
 中面「岩泉の森の今をしる」のコーナーでは、少し遅くなりましたが…昨年12月に開催された『モクコレ令和元年』出展のご報告。裏面は、飛騨市での講演と視察、FSC®認証材を使った技術家庭教材、ふるさとCM大賞、東京五輪卓球台の脚部材料や千葉県木更津市の「農業」「食」「アート」を軸とした複合施設『KURKKU FIELDS(クルックフィールズ)』様への納材事例など、毎号おなじみのつくる会とフォレストマーケティングの活動報告です。

(情報誌vol.10)
 
 表紙の写真は、暖冬で雪が少ない岩泉にて…雪の積もる清水畑商事(有)製材所の風景です。
 
 

てーだぶ取材

 詳細はまだお知らせできませんが…某局TV番組の撮影がありました。ボンネットトラック・いすゞTWの取材といえば、つくる会会員・前川木材さん。お忙しいところ、大変ありがたいことに今回も快く取材へのご協力をいただくことができました。

(小雨の降るなか撮影開始)
 
 今回は岩泉町内ではなく、お隣宮古市田老の現場での撮影でした。残念ながら小雨の降る寒い日ではありましたが、停車中の様子、スギ丸太の積込み、そして走行中の様子などいろいろな角度から映像と写真の撮影をしていただきました。

(丸太の積込み)
 

(走行中)
 
 放映は少し先になる予定とのことですが、局、番組、放送日時などお知らせできる日が来ると思います…お楽しみに。
 
 

いわての森林づくり県民税事業完了

 FSC®認証材を使った中学校技術家庭教材ですが、令和元年度については岩手県沿岸地域の学校への供給は「いわての森林づくり県民税」被災地枠の事業として進めてきました。事業の適用校では木材の納品に加えて、森林環境保全に対する普及啓発活動のための出張授業と「いわての森林づくり県民税」の焼印を押した作品の展示が必須となります。
 そして年度末の3月に入り、全14校の県民税事業適用校で作品への焼印を無事終えることができ、事業完了となりました。

(最後の焼印は洋野町立種市中学校にて)
 

(焼印は過去最高に綺麗な仕上りに…)
 
 展示用に各校の先生方に作っていいただいた作品をご覧ください。

(各校の展示作品1)
 

(各校の展示作品2)
 

(各校の展示作品3)
 

(各校の展示作品4)
 
 引き続き新年度(令和2年度)のご注文も承っております。

(新年度ご注文承り中)
 
 

FSC®認証原木下見@町有林

 令和2年度取扱商品作製のための材料となるFSC®認証原木調達に向けて、昨年11月12月にもご紹介していた町有林の様子です。12月に伺った時には積雪のため作業が行われていなかった安家地区の町有林ですが、今回は雪も解け本格的な伐採・集材作業が行われていました。

(12月の様子…雪のため作業はお休み中)
 
 そして令和2年度取扱商品は、広葉樹ではブナ、針葉樹ではアカマツが中心になりそうです。その他の樹種も小物を中心にFSC®認証商品を製作予定です。

(アカマツ原木)
 
 ブナほか広葉樹の一部は製材・乾燥を終え、順次加工・仕上げに入ります。